La Storia

 



ガラガラガラ~いらっしゃいませ!!こちらが本日のコーヒーです。

えっ!?頼んでないけど


トレファツィオーネ リオではご来店いただいたお客様にはまずコーヒーを試飲して頂いてます。


なぜなら…Rioのコーヒーはこれまでのコーヒーとは少し違った感覚のコーヒーだからです。したがってその違いを購入前に確認後、美味しさをご理解いただきご購入いただくことが、販売者の役割だとの考えで試飲していただいております。ではRioのコーヒーはどんなコーヒーなのでしょう?



RIO COFFEE=AROMA  OIL COFFEE


アロマオイルコーヒーとは…最高品質のコーヒー(スペシャルティコーヒー)だけが持つその豆独自の風味がコーヒーの油脂分に吸着した、コーヒーオイルがたっぷりつまってるコーヒーです。


香り(アロマ)はコーヒーのオイル分に多く含まれているんです!



ではなぜコーヒーのオイルに着目することになったのでしょう?




ことのはじまりは


本場イタリアよりおいしい日本のエスプレッソを創りたい!


そこからでした


そのためにエスプレッソの特徴であるコーヒーオイル(アロマオイル)に着目しました



UN PROFILO


トレファツィオーネ リオの店主八木俊匡は2005年より芦屋市でバールリオのオーナー兼バリスタ(エスプレッソを中心としたカウンター業務のスペシャリスト)としてエスプレッソを中心としたイタリアンスタイルのコーヒーをお客様に提供してきました。毎日バールのお客様にコーヒーを飲んで頂く中で「なぜイタリアではポピュラーなエスプレッソが日本では普及しないのか?」と毎日毎日考える中で、「もっと美味しい、イタリアより美味しい、そして日本人に合った日本で飲むイタリアンエスプレッソを造ろう!」と考えるようになり、毎年のようにイタリアに行き現地のさまざまなコーヒー生豆業者、焙煎メーカー、販売店、自家焙煎店、バール、リストランテなどを視察し、日本とイタリアのさまざまな違いを理解し、このたびTORREFAZIÓNE RIOを開店しました。TORREFAZIÓNE (イタリア語で焙煎店、コーヒー専門店)




UNA CARATTERISTICA


 通常のコーヒーとエスプレッソは何が違うのでしょう?量の違い、濃度の違いなどもありますが、一番の特徴としてコーヒーオイルにあります。通常コーヒー豆の中に12%ほど油脂分があるそうですが、この油脂分が焙煎を経てアロマ(香味成分)を含んだ揮発性のオイルに変化するようです。 とはいえコーヒーは液体、まさに水と油。ところがエスプレッソでは豆に高圧のプレッシャーをかけることにより水と油を乳化させて液体にオイル分を多く残すことができるのです。これにより独特のアロマが生まれるのですね。


ではこのエスプレッソを本場イタリアではどのように飲むのでしょう?イタリアでのエスプレッソの飲み方と言えば、必ずと言っていいほど砂糖を加えて飲みます。これはコーヒーを焙煎、ブレンドする段階でも砂糖を加える前提で作られていますしテイスティングも無糖、加糖どちらも行います。つまり砂糖が加わって初めて完成するのです、逆を言えば砂糖を加えないとおいしくない?日本の焙煎業者は反対に無糖で飲む前提で作っているところがほとんどだと思います。またエスプレッソ=苦いというイメージからか日本ではイタリアより焙煎が深い傾向があるように思います。


Rioでは日本人に合った加糖でも無糖でもおいしいエスプレッソが可能だとの思いからず〜っと検証を繰り返してきました。


そしてこのRioのエスプレッソを検証する過程で、コーヒーメーカーやドリップコーヒー、フレンチプレスなどの抽出器具でもコーヒーオイルが液体に残る金属メッシュでの抽出方法ならおいしく飲めることがわかりご家庭でも飲んでいただける


AROMA OIL COFFEEが完成しました。



オイルをたっぷり含んだコーヒーはとてもジューシーになります。

霜降りの和牛や大トロ、はたまた関西の鉄板焼きには必須の脂かす、上質な脂って甘みやうまみが詰まってますよね、そんなコーヒーです。コーヒーの油分はもちろん植物由来で健康的です。またテロワール(気候、地質、地形などの地域性の違いによる固有の香り、味)による風味、個性もこの油分に最もおおく詰まっています。一粒のコーヒーの油脂分を酸化させずに最大限増大させた、香りがたっぷり詰まったコーヒーです。



しかしただオイルが多ければ良いということではありません、あくまで良質なオイルが一粒の豆の中に充満してなければいけません。これがむずかしい




アロマオイルコーヒーの条件


クリーンカップ

液体に汚れや雑味がないきれいなコーヒーです。非常に透明感があるので、慣れないと最初はうすいと感じられるかもわかりません。感覚的にはコーヒーというより紅茶や緑茶、あるいは料理に例えるとダシに近いかもわかりません、澄んだきれいなダシがベースの料理っておいしいですよね、コーヒーでも同じです。特に冷めた状態で飲んでいただくとよりわかります。このクリーンカップが悪いと香りや味に大変影響するので、とても大事な項目です。


マウスフィール

液体を口に含んだときの質感をいいます。粘度とか重さ、きめ細かさって感じです。いわゆるコクとは少し違い、重さときれいさの両方を伴いクリーンカップと連動します。クリーミーとかシルキー、ベルベッティといった表現もします。これが良いと飲みごたえがあるコーヒーになりますし、飲み終えた後の余韻も楽しめます。マウスフィールが良いとグイグイ飲みたくなりますよ。


フレーバー

アロマオイルコーヒーの一番の特徴です!味と香りが両方楽しめるコーヒーですね。フレーバー=味+香りなので、一粒のコーヒーが持つ香りを引き出し、持続しながらその香りをどうやって液体の中に閉じ込めるかがポイントです、香り(アロマ)はどんどん揮発していくのでコーヒーのオイル部分にどれだけ付着出来るか。アロマではなくアロマオイル化させることで、その豆が持つ個性、フレーバーを楽しめます。



これらの条件を満たしたコーヒー=Rioの考えるスペシャルティコーヒー




UN SAPORE 味を例えると…


味覚を言葉で表現するのは難しいのですがあえて言えばコーヒーオイルを含んだ余韻が甘さの感覚で消えていくコーヒーです。

コーヒーはもちろん成分上苦みを伴うものでただ甘いなんて不可能ですが、フルーツに例えれば桃やさくらんぼの甘み、これらはただ甘いだけでなく酸味とのバランスがありますよね。酸味もレモンやオレンジなどの柑橘系、イチゴやカシスなどベリー系の酸やヨーグルトなどの酸味もありますが完熟した丸みのある甘さを求めています。

これらの酸味はただ酸化したものや、すっぱいだけの酸味とは明らかに違います。そしてこれらの酸味はエスプレッソの場合、砂糖を加えることでさらにフルーツのようになるのです。例えばグレープフルーツやトマトに砂糖かけるとより味わいが引き立ちますよね。


しかしこのような酸味はどんなコーヒーでも可能なのではなくスペシャルティコーヒーという最高級の素材でしか味わえない風味特性で、上記のアロマオイルコーヒーの条件を伴います。


このスペシャルティコーヒーの素材の個性を生かすためにRioでは複数のブレンドコーヒーは無くRioブレンド1種類しかありません。

その他のコーヒーは生豆のもつテロワールをそのまま味わっていただきたいのでブレンドではなくストレートコーヒー(単一農園、農協)を用意しています。





原料の生豆は100%スペシャルティコーヒー

スペシャルティコーヒーとは最上のコーヒーの総称、マーケット全体の1%ほどの大変貴重な豆で国際的なCOE審査会基準で80点以上のものを指します。ワインと同じように産地・農園・品種などの違いによるテロワールの違いによるベリー、フローラル、チョコなどの様々なフレーバーの個性を楽しめるコーヒーです。この生豆の個性を是非ご来店いただき、違いを楽しんで、あなたの好みを見つけてください。


Rioでは最高峰の生豆を安定して手に入れるため全国の自家焙煎店の仲間とグループを組んで共同購入する組織(C-COOP)に加盟し、最高の生豆を世界中の農園、農協から出来る限り直接購入しています。


*COEカップオブエクセレンスの略、各国のスペシャルティコーヒーの中からさらに国際審査員による評価で高得点をつけた豆で、COE豆は直接オークションに掛けられ値段が決まります。



コーヒーオイルを最大限に引き出すMATURO FRESCO

スペシャルティコーヒーではコーヒーの中に含まれる油脂分を抽出後の液体にオイルとして多く残しておくことにより、いっそう風味、個性を楽しむことができます。このオイルにより多くの香りを付着させるために、焙煎後コーヒーオイル(アロマオイル)を一番多く含んでいる最高の状態まである環境下のもとで完熟(MATURO)させます。さらには様々な工夫をして酸化による品質低下を防ぎ、新鮮(FRESCO)を維持しながらもスペシャルティコーヒーの持つ風味を液体にアロマ化させ閉じ込めることができました。これにより独自のアロマオイルコーヒーが生まれます。



焙煎機はイタリアNo.1の最新機

Rioの焙煎機はイタリアのフェッラーラにあるペトロンチーニ社の焙煎機を使用しています。この機械はコーヒー豆に直接火を当てない熱風式の焙煎機で豆を焦がすことなく芯まで火を通すことができ、焙煎中の温度上昇を一定に保つことができます。特にエスプレッソが盛んなイタリアで小型焙煎機シェア70%を誇り絶大な支持を得ています。

さらに店主自らこの機械を購入すべくイタリアまで行きオリジナルにカスタマイズされた特別な焙煎機で、これによりスペシャルティコーヒーの風味、個性を最大限に引き出すことができます。



焙煎後は専用セラーで保管

Rioではお客様が直接手に取ってすべての豆の状態を確認でき、かつ香りを感じて頂けるように全種類サンプルを展示しております。サンプル以外の商品は専用セラーにて保管しています。アロマオイルコーヒーの場合、特にオイルの劣化を防ぐ事がとても大事なので極力外気に触れないように最前の注意を払っています



抽出器具

Rioのコーヒーはペーパードリップでもおいしく飲んでいただけますが、よりアロマをたっぷり含んだオイル分を楽しんでいただくためにエスプレッソ・フレンチプレス・金属メッシュのドリッパーを使った抽出を推奨しています。これら抽出による味の違いは店内での飲み比べも開催していますし、ご家庭でその違いを試していただくと、とてもおもしろいので、是非お試しください。



このようにRioでは独自の考えのもと、美味しさを追求しています…が、嗜好は千差万別、好みが違うという方もいらっしゃるでしょう、また以前から素朴な疑問として「紅茶やお茶、香水などの嗜好品はたいていオリジナルの調合をしてくれるのになぜコーヒーは既製品ばかりなの?」というのがありました。そこでRioではRioブレンド、COEを含むストレートコーヒー以外はすべてお客様ごとにお話を伺いカウンセリングさせていただいた上でお客様だけのオンリーワンブレンドコーヒーをお作りすることも行っています。


 その名もPRIMO RIO 


プリモリオにはいくつかの条件を設定させていただいております、これらは末永くコーヒーライフを満喫していただくための、ほんのささやかな提案です。

 

Rioコーヒーの誕生秘話をだらだら〜と書いてます